インドでまもなくプロハンドボールリーグが開幕

インドでまもなくプロハンドボールリーグが開幕

インド初のプロハンドボールリーグである、プレミアハンドボールリーグがまもなく開幕する予定であることが発表された。 (リーグHPより)

プレミアハンドボールリーグは、ブルースポーツエンターテイメントにより運営され、初年度は男子6チームで開始される予定。本来は昨年末開幕予定であったが、COVID-19の影響により開幕が延期されていた。

リーグの発起人であるアビナフ氏は、インド国内のハンドボール発展について、現地メディア”sportskeeda”のインタビューで次のように語っている。

オリンピックレベルのチームスポーツで、まだ脚光を浴びていないものがいくつかありますが、ハンドボールもそのひとつです。30歳以下の人口が60%を占めるインドでは、多くのゴールが生まれる、スピード感のあるスポーツを観戦してほしいと思っています。国内でハンドボールのプロリーグを始めるにはちょうどいい時期ですし、人気を高めるのにも役立ちます。

(中略)

必要な設備が最小限で済むハンドボールは、インド第2,第3の都市で普及しています。リーグをオンライン化したり、放送局が盛り上げたりすることが出来れば、このスポーツを人々に届けることは難しいことではないの考えています。

https://www.sportskeeda.com/handball/news-professional-handball-league-make-inroads-india-soon

インドにはすでにクリケットやホッケーなど人気スポーツが多数あり、プロリーグが人気を集めている。 インドハンドボール協会は、IHF会長のハッサンムスタファ氏と会合を実施し、協力を要請するなど、ハンドボールのプロリーグ発足を機に、インド国内でのハンドボール人気の向上、そして世界選手権やオリンピックを見据えた競技力の向上を目指している。

また、アビナフ氏はリーグに外国人選手を招くことも検討しており、ヨーロッパやアジアの選手を各チーム2人程度は所属させたい意向を示している。リーグのレベルが向上し、国内の競技レベルが高まれば、世界2位の人口を誇る大国インドが、今後日本代表のライバルとなる日も近いかもしれない。

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